■ 虎渓山専門道場
 虎渓山は1313年、閑静な修行地を求める夢窓国師・仏徳禅師らにより開かれました。 暫くすると夢窓国師を慕う修行者が多く集まり、仏徳禅師を開山として永保寺が創立しました。
虎渓山は土地の豪族や有力者の菩提を弔うために開かれた寺院とは異なり、あたかも祇園精舎の如く求道者が集まり発展した寺院です。従って檀家を持ちませんが、多くの信者により雲水修行が支えられています。

← 坐禅石より望む永保寺庭園

 1830年に開山仏徳禅師500年遠諱を記念し、春応禅悦により僧堂が開単されました。 その後明治初期には僧堂閉単もありましたが、明治14年(1882)開山仏徳禅師550年遠諱を期に柏樹軒潭海玄昌禅師により再開単され、臨済宗南禅寺派虎渓山専門道場として現在に至っています。

← (右)禅堂 (中)旧禅堂 (奥)侍者寮

 現在の師家は南禅寺派管長香南軒中村文峰老師の法嗣で、万仭軒(ばんじんけん)田中義峰老師です。