■ 古位牌群

 開山堂と観音堂内には鎌倉末期から室町中期に及ぶ歴代の住職や豪族土岐氏等の位牌170基が祀られています。
 位牌上部の雲形は、製作年代の古いものほど彫りに力があり、形も雄大です。 胡粉を塗り、さらに彩色されていますが、墨下地のままの素朴な位牌もあります。 台座は截頭角錐形で、二段から五段までの階段状になっています。 その底部には四脚が付けられ、古い時代のものはそれが一本の造りだしになっています。 美濃地方に現存する古位牌は250基ほどですが、その大半が永保寺に安置され、その数は全国一といわれています。
 左上写真は開山堂内右側の古位牌で、歴代住職が祀られ、中央には果山正位禅師坐像が祀られています。 左中は開山堂左側の古位牌、下2枚は観音堂裏手の古位牌群です。