■ 十六善神図

 遺例しとては、釈迦十六善神画像として鎌倉時代の園城寺本や南禅寺本などがあり、 経箱絵に七寺の大般若十六善神があります。
 当寺の釈迦十六善神は色彩の劣化が激しいので右図のように写本が作成されています。

 般若経を受持し読誦する者を守護するとされる16体の護法夜叉善神で、釈迦十六善神、 般若守護十六善神とも言います。
 陀羅尼集経、般若守護十六善神王形体などの経軌に説かれるが尊名は一定していないようです。 釈迦如来の周囲に十六善神を描いた図像は、大般若経を転読する法会の本尊とされるほか、 大般若経の経本・経箱に十六善神像が玄奘三蔵などとともに描かれている場合もあります。