■ 国宝開山堂(僊壺堂)

正面の礼堂
夢窓国師の示寂された翌年、仏徳禅師の没後20年の1352年、永保寺では僊壺堂(せんこどう)が建立されました。 当初は祠堂(しどう)部分のみでしたが、その後相の間を挟んで礼堂が増築され、現在の姿になりました。 祠堂には右手に開創夢窓国師、左手に開山仏徳禅師の坐像が祀られ、 その奥には開山仏徳禅師の宝匡印塔が祀られています。 また相の間には保寿院開山果山正位禅師坐像並びに虎渓山歴代の古位牌が祀られています。


左から礼堂・相の間・祠堂
外陣(礼堂)は桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、檜皮葺で、内陣(祠堂)は桁行一間、梁間一間、 一重もこし付、入母屋造、檜皮葺となっています。
この開山堂は名勝庭園内の臥龍池を回った一番奥の僊壺洞(せんこぼら)に築造され、夢窓疎石や仏徳禅師が山居されていたとされる 盤礴庵(ばんばくあん)や大包庵(だいほうあん)の跡が林になっています。

 ※ 開山堂内外の詳細写真はこちらです。