■ 仏徳禅師坐像

泥塑像 彩色 玉眼 像高70㎝
 袈裟をまとい両袖を長く垂下して、両手を膝において払子をとり牀上に扶坐されています。  本像は、室町初期のものとされ、迫真的で力強い表現になっています。衣文の模様も室町独自のしっかりしたものですが、惜しいことに、いつの時 か、彩色を塗りかえています。特に面相が甚だしく目だち胡粉がういて粗雑になっていますが、衣文には当初のものが残っており、 江戸期の追随を許さないものがあります。 岐阜県においては国府町安国寺の開山堂にある端敵和尚の像とともに本像は特に注意すべき作といわれています。  本像は夢窓国師像と並んで開山堂に安置されており、向かって右が夢窓国師像、左が仏徳禅師像です。